生態系サービスは、自然や生態系が人の暮らしにもたらす働きや恵みを表す言葉です。
食べ物、水、木材、薬の原料だけでなく、洪水の緩和、水質浄化、土壌形成、気候の調整、景観、遊び、学び、心の落ち着きなども含めて考えます。
何が難しいか
生態系サービスは、人にとっての価値を説明しやすい一方で、自然を人間の役に立つものだけで測ってしまう危うさもあります。
たとえば、ある緑地が涼しさや景観をもたらすとしても、そこにいる生きものの多様性や、地域の文化的価値を同じ尺度だけで測れるわけではありません。
ikimon.lifeでの扱い
ikimon.life では、生態系サービスを「自然が人に役立つ」という単純な説明に閉じません。観察記録を通じて、その場所にどんな生きものがいて、どんな関係があるのかを見えるようにする入口として扱います。
私たちは、企業や自治体が自然の価値を説明するときも、効果を言いすぎず、観察と継続記録に基づいて話すべきだと考えています。